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ひとりひとりが動くためのノウハウを集めたサイト 「りぼん・ぷろじぇくと2016」のブログです。

きょう午前11時からの辻元さん:さいご《転載不可》【6.10】


辻本さんの質疑の最後のところ>
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辻元「外務大臣にお尋ねします。武力行使の新三要件について・・「密接な関係にある国」とは、どこですか?

 岸田外務大臣「密接な関係にある国は、個別具体的に総合的に定義にもとづき、判断する。新三要件については、政府として判断する。」

 辻元「では具体的に 韓国が武力攻撃を受けアメリカが助けに行っているときは、どの国からの要請が必要なのか」

外務大臣「具体的に名前を出すのは、どうか。実際に武力攻撃を受けた国からの要請となります」

辻元「菅官房長官に聴きます。「200名以上の憲法学者が違憲、という声明を出しています。まったく違憲ではないという憲法学者がいる、と。そのお名前をいーっぱい、あげてください。」

菅官房長官「個人的に名前をあげることは・・・(三人の名前をあげる)」

辻元「ほかに、どんなかたがいますか?合憲だと言っている方。あげてください。」

菅「私は、数じゃない、と思いますよ。」

辻元「これは、政権の命運がかかってるんじゃないんですか?憲法学者のお名前をたくさん、あげたほうがいいと思いますよ。」

辻元「政府の裁量の範囲内と言えますか?」

中谷「憲法九条に対して、最高裁判所が示した範囲内での判断」

辻元「裁判所、とおっしゃいましたので、違憲という判決が出た場合はすべて、法律を変えるだけじゃなく、装備も、すべて撤回とするわけですか?」

中谷「私としては、違憲となるものとは思っていない」

中谷「閣議決定を行う際は過去の最高裁の判例や、これまでの政府見解等をもとに閣議決定していますので、違憲無効とはならない」

<中断>

中谷「司法の判断についてコメントすることは政府としては控えたい。」

<中断>

中谷「一般論として法治国家ですので、最高裁の判決が出た時には、したがいたい」

辻元「憲法に合致しているのかどうなのかをこれだけ詰めているのは、国際問題になるからです。だから憲法学者も、私たちも憲法違反だと言っているんもの は、いちど取り下げたほうがいいんじゃないんですか?日米同盟から、ガイドラインから、訓練から装備から すべてがかかっ
てくるんです。」

辻元「自衛隊の任務・・歯止めがどこかはその時の政府の判断。専守防衛の精神で自衛隊のみなさんは宣誓されているわけです。」

辻元「今回国外処罰規定をつくっていますね?これはなんのためにつくったんですか?船舶や航空機における処罰規定は国内のものがつかわれるはず。なんのた めに他国の領土内での処罰規定をつくられたんですか?限定的と言っても、どこまで行くかわからない。今回の法改正にこれ
が書かれているのはなぜ?」

中谷「国外における自衛隊の拡充が必要になるというご指摘を受け、上官命令への不服従などの規定をつくった」

辻元「他国での防衛出動とは、どういう事態ですか?」

辻元「憲法の範囲内でやってないから、他国での防衛出動まで規定されているわけです。もう一度言っておきますが、私はこの法案が撤回されたほうがいい、そう思います。終ります。」

午後一時から委員会を再開します。観られる方、ぜひ~~~~!! 

平和安全特別委員会ですよ

<M.K. 石川県>
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