忍者ブログ
ひとりひとりが動くためのノウハウを集めたサイト 「りぼん・ぷろじぇくと2016」のブログです。

ACT LOCAL作戦 ファイナルステージ【9.12】

安保法案をめぐる国会情勢は、会期末をにらんで最大のヤマ場を迎えようとしています。

与党は14日の週にも参議院で法案成立を計っているとか、それが無理なら60日ルールで衆議院に差し戻し、3分の2で強行採決する予定だとか報道されています。

しかし国民の声に押される形で、当初は予定されていなかった地方公聴会の開催を急遽決めるなど、緊迫した駆け引きが続いています。

 

この一週間が本当の勝負です。

 

各地でのデモや街宣、署名や請願書の提出、議員事務所へのFAXなど、多くの方が御自分に出来る方法で、それぞれ活発にアクションされていることと思います。

 

その中でも特にお勧めしたいのが「地元議員事務所への働きかけ」です。

参議院議員が優先ですが、衆議院議員でも構いません。

ポイントは3つ。


1)FAXを送る場合は、「個人名」で送りましょう。

1団体が同じ文書を100枚送るよりも、100人の個人から送られる文書の方が重みがあります。

文書は出来るだけ「手書き」にしましょう。手書きの文書は、リアルな「人」の存在を感じさせます。出来るだけ丁寧な文字と言葉で、議員の名前もしっかりと書きましょう。

可能であれば、議員の国会での発言や、ブログ・twitterなどでの発言をチェックして、それに関する意見などを具体的に盛り込むと、非常にインパクトがあります。


2)議員事務所に電話する場合、こちらの意見を一方的に述べないようにしましょう。「法案を廃案に!」という主張だけだと、耳を傾けてもらえない可能性が高いです。

効果的なトークの手法としては、「質問する」ことです。

まず、「XXX選挙区のXXXと申します。安保法案について、とても不安でたまりません。議員のお考えを伺いたくて電話しました」など、電話の用件を切り出します。

そして「議員はこの法案は、現時点ですでに修正の必要の無いものとお考えでしょうか?」「もし問題点があるとしたら、どんなところだと思われますか?「今国会でこれほど成立を急いでいる理由はどんなものですか?」など、相手に話をしてもらえるように促します。

そこから、意見の交換が出来る可能性があります。

 


3)何と言っても最大のインパクトがあるのが、議員事務所への訪問です。一人で訪問するのはちょっと・・ということなら、お友達を誘って行きましょう。

あらかじめ、訪問のアポイントを取っておくと、訪問した時にスムーズです。訪問の理由を聞かれた場合は、「署名を届けたい」「メッセージを届けたい」「お手紙を届けたい」などでも良いでしょう。複数の議員を訪問してアンケートを取る、という方法もあります。その場合は「アンケートにご協力いただきたいのですが」と伝えます。

訪問する際は、可能な限り写真などで記録を取り、その後、その様子をtwitterやブログ、Facebookなどにアップし、多くの人に伝えましょう。署名やメッセージなどを届ける場合は、地元の新聞社などに電話し、同行取材してもらえるようにお願いしましょう。この時期、安保法案関連の動きは記事にしやすいとのことです。

国会議員の連絡先リストは、こちらからダウンロード可能です。

今国会の会期末は9月27日です。それまでは、どんなことが起こるか誰にもわかりません。最後の最後まで諦めず、希望をもって声を上げましょう。

万が一この法案が成立したとしても、それを無効化する手段を促していくこと、法制の問題点を指摘し続けること、そして次の選挙への準備など、やることは沢山あります。

もう後には戻らないと、わたしたちは決めました。

国会に声を届け続けること、それは民主主義の真にあるべき姿です。

この国の、この世界の未来のために、わたしたちに出来ることをやり続けましょう。

PR