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ひとりひとりが動くためのノウハウを集めたサイト 「りぼん・ぷろじぇくと2016」のブログです。

国会が法律を決めるところ=立法府【6.18】

電話相手の友人が
「今の国会審議は、質問する側も細かい意味の無いことばかりきいているし、 答える側も、まともでないし、ただの時間つぶしでしかない」

というのを聞いて
「いやいや、質問している側は、けっこう頑張っているとわたしは思うよ。でも答える側について、まともでない、ってとこはまったく同感だわ。
 国会って法律を決めるところなんだから、法案の中身が憲法に沿っているかどうか、
規定が、行政が恣意的にどうにでもできるようなものになってないか、 
誰が見てもわかる規定の枠が明記されているかどうか、
その規定に、しっかりした理由付けがあるか、
そういうことをきちんとチェックするところだものね。
細かく的をついた質問していると思うわ。」

友人
「そうか…国会が立法するとこ、ってそういうことなのか。」

「うん、だから提案者に法案についての質問をして、法律としてふさわしいかどうかを見定める。そしてふさわしくないものは成立させない。
それが国民の代表としての国会議員の仕事だもの。
野党の議員は、そこでけっこう頑張って質問していると思うよ。
『三権分立』で『国会が立法府』っていう、その言葉の中身をまさにやってる。」

友人
「三権分立って言葉は知ってた。でもそれがなにかってことを、ぜんぜん学校でも習うことなくて知らずにきてたわ。」

たしかに、わたしも学校では「立法する」なんていう言葉の、その内容を体得するような機会ってなかったなぁ…


                    (H.Y/パート主婦)

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