国会が法律を決めるところ=立法府【6.18】 国会 2015年06月19日 電話相手の友人が 「今の国会審議は、質問する側も細かい意味の無いことばかりきいているし、 答える側も、まともでないし、ただの時間つぶしでしかない」 というのを聞いて 「いやいや、質問している側は、けっこう頑張っているとわたしは思うよ。でも答える側について、まともでない、ってとこはまったく同感だわ。 国会って法律を決めるところなんだから、法案の中身が憲法に沿っているかどうか、 規定が、行政が恣意的にどうにでもできるようなものになってないか、 誰が見てもわかる規定の枠が明記されているかどうか、 その規定に、しっかりした理由付けがあるか、 そういうことをきちんとチェックするところだものね。 細かく的をついた質問していると思うわ。」 友人 「そうか…国会が立法するとこ、ってそういうことなのか。」 「うん、だから提案者に法案についての質問をして、法律としてふさわしいかどうかを見定める。そしてふさわしくないものは成立させない。 それが国民の代表としての国会議員の仕事だもの。 野党の議員は、そこでけっこう頑張って質問していると思うよ。 『三権分立』で『国会が立法府』っていう、その言葉の中身をまさにやってる。」 友人 「三権分立って言葉は知ってた。でもそれがなにかってことを、ぜんぜん学校でも習うことなくて知らずにきてたわ。」 たしかに、わたしも学校では「立法する」なんていう言葉の、その内容を体得するような機会ってなかったなぁ… (H.Y/パート主婦) 6 PR