在日米軍のために政府が払うお金 1日あたり19億8600万円… 【6.17】 みんなの声 2015年06月17日 きのう友人と話していたら、 「日本にいる米軍のために、私らの払う税金からお金出してるん?そんなこと知らんかったぁ~」とびっくりされました。 細かい数字まではわたしもわからなかったので、米軍駐留のために日本政府が出しているお金について少し調べてみました。 防衛省発表の資料によれば 駐留米軍の施設の整備や光熱費や従業員給料や基地周辺対策など、アメリカの軍隊が日本で暮らすためにかかるお金が5,778億円。 2011年12月31日現在の在日米軍の人数は約36,700人 ざっくり計算してみると 米兵ひとりあたり、一年で1,574万円 一月で131万円 1日4万3千円ということになります。 さらに、沖縄の基地返還事業や新基地事業、米軍のグアム移転や日本国内での移転などに対して出しているお金も含めると、 なんと、7,250億円!! 1日あたり19億8600万円です…。 くらくらしてきた。 これを、わたしたちの納めた税金から支払ってるんですね…。 <M.I.> ================================= 【参考】 ●在日米軍関係経費(H27年度予算) 総額 7,250億円 A)在日米軍の駐留に関する経費 5,778億円 防衛省関連 3,725億円 a)在日米軍駐留経費負担 1,899億円 b)周辺対策、施設借料、漁業補償など 1.826億円 防衛省以外の他省庁分(基地交付金等) 388億円 (H26年度予算) 提供普通財産借上試算 1,665億円(H26年度試算) B)SACO関係経費 46億円 C)米軍再編関係経費 1,426億円 ~~~~~~~~~ A)a)在日米軍駐留経費負担のうちわけ 提供施設整備 221億円 (隊舎、家族住宅など) 労務費(福利費) 262億円 労務費(基本給等) 1,164億円 光熱水料等 249億円 訓練移転費 3億円 b) のうちわけ 周辺対策 590億円 施設の借料 971億円 リロケーション 7億円 その他(漁業補償等) 258億円 B)SACO関係経費のうちわけ 土地返還のための事業 5億円 訓練改善のための事業 2億円 騒音軽減のための事業 3億円 SACO事業円滑化事業 24億円 訓練移転費 12億円 ※SACO:沖縄に関する特別行動委員会 1995年設置、1996年最終報告 C)米軍再編関係経費のうちわけ 在沖米海兵隊のグアムへの移転 17億円 沖縄における再編のための事業 271億円 米陸軍司令部の改編に関係した事業 1億円 空母艦野載機の移駐等のための事業 926億円 訓練移転のための事業(施設整備関連等) 0.2億円 再編関連措置の円滑化を図るための事業 158億円 訓練移転のための事業(米軍機の訓練移転) 52億円 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ●在日米軍の人数 2011年12月31日現在 外務省 約36,700人 ●SACO最終報告(仮訳) ●SACO合意と在日米軍再編について(「普天間基地@米軍飛行場がある暮らし」サイト) 経緯がよくわかります。 PR