アメリカの戦争を後押しするの?【6.1】 国会 2015年06月01日 第二次世界大戦のあとも、アメリカは世界中で30回軍事行動をとっています。軍事行動を検討して実際は実行しなかった事例はその数倍に及ぶと言われます。 そんな好戦的なアメリカを今後日本は軍事的に支援するのでしょうか。その時、日本がアメリカの戦争に巻き込まれる恐れは現実味を帯びてきます。 でも、「巻き込まれる」だけではなく、アメリカの「戦争を起こしやすくする」のではないでしょうか。日本の支援なしでは戦争を起こしづらいと思ったアメリカも、日本の支援があるなら、戦争を始めるハードルは低くなります。 実際、今日の国会審議でも、1993年にアメリカが日本政府に「北朝鮮の核施設を空爆した際の日本側支援項目1059項目」を突き付けてきた話が出ていました。その時、日本政府は、憲法9条と法的枠組みを盾に支援要請を断ることができました。そして、アメリカは結局外交的に問題を解決しました。でも、法案が成立したら、支援要請を断れなくなった日本が、戦争したがるアメリカの背中を押すようになる。そう考えるのは非現実的でしょうか。 <K.I./教師@東京都在住> PR